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神田橋 (日本橋川)[かんだばし]
神田橋(かんだばし)は、東京都千代田区を流れる日本橋川に架かる橋である。右岸は大手町一丁目、左岸上流側は神田錦町二丁目、同下流側は内神田一丁目となる。 == 歴史 == 橋名は、かつてこの付近にあった神田明神に由来する〔『東京今昔橋めぐり』〕。江戸城の増築により外神田に移転した神田明神跡には神田御門と土井大炊頭利位の屋敷が設けられた。寛永時代の地図では「大炊殿橋」の名で記されている。神田橋から上野広小路を通り寛永寺へと通じる道は、歴代の徳川将軍が寛永寺に参詣する際に通ることから「御成道」と呼ばれた。現在でも、天皇皇后両陛下が車で北関東方面に向かう際にここを通ることから、「御成道」の名は残っている〔白泉社のある神田淡路町とその界隈 (白泉社)〕。 1923年(大正12年)の関東大震災で崩壊し、現在の橋は1925年11月10日〔に架け替えられたものである。新たな橋は単純鈑桁橋で、石灯籠を思わせる親柱と、橋のたもとには復興に尽力した太田圓三の碑がある〔。橋の左岸上流側にはバスケットボールのコートなどを備えた神田橋公園があるが、常磐橋修復工事の資材運搬に使用するため一時閉鎖中である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神田橋 (日本橋川)」の詳細全文を読む
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